岡山県法人会連合会会報No64
2/20

[表紙の写真]龍泉寺(龍王池と鳥居) 龍泉寺は岡山市北区下足守に位置し、奈良時代にこの地で山岳修行をしていた報恩大師が創建したと伝えられています。 今年は辰年。龍にちなんだ神秘的なスポットでもある龍泉寺を訪れてみるのはいかがでしょうか。 皆さまには日ごろより青年部会の活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、県連の青年部会連絡協議会は平成2年に県内の4青年部会で結成されました。 今年で40回となる県連青年の集いの始まりは昭和59年ですので、県連青連協が組織される前から、各法人会青年部会の繋がりは強かったものと思います。 現在、青年部会は「租税教育活動」の積極的な展開、そして「財政健全化のための健康経営プロジェクト」の浸透に取り組んでおります。 「租税教育活動」は、日本の未来を担う子供たちに税の仕組みや大切さを理解してもらい、国や地域社会に愛着を持ってもらうことを目的としています。ただ、県内の小学校における租税教室の開催状況をみますと、未開催の小学校があります。教育機会の平等の観点からも、各地区の租税教育推進協議会のメンバーと協力し、質的向上にも努め未開催校の解消に向けて取り組んでまいります。 一方、国の財政の現状を見ると、長らく歳出が税収を大きく上回る状況が続いており、毎年多額の借金をしてまかなっているのが現状です。このままでは、日本の未来を担う子供たちに過大な負担を強いることになるのではないか、という思いから始まったのが「財政健全化のための健康経営プロジェクト」です。当初は、青年部会の取り組みでしたが、取組効果を増大させるため、現在は会全体で取り組むこととなりました。青年部会員は、その牽引役となるよう主体的に動き「健康経営」の輪が広がるよう努めてまいります。 これらの活動を行っている県内の青年部会員数は650名。ここ数年は横ばいの状況です。より充実した活動を行っていくためには、仲間を増やしていく必要があります。そのため、部会員増強にも取り組んでまいります。 先輩方から引き継いだ良き伝統を守りつつ、より魅力ある青年部会となるよう、そして一層魅力ある法人会となるよう青年部会員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。一般社団法人岡山県法人会連合会青年部会連絡協議会会長 菅波 克広ごあいさつ-2-

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る