岡山県法人会連合会会報No62
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  (ハ)社会保険料、労働保険料との徴収一体化を実現するなどし、適正かつ効率的な保険料徴収事務の執行を求める。  (ニ)年金について、次の点の改善等を求める。    a支給限度額の報酬月額から不動産所得等合計所得金額への変更    b現役世代より高収入な者の年金額の抑制     c保険制度、年金制度における世代間格差(社会保障の厚さの違い)の検証及び不公平感の払拭    d受給しても普通の生活ができないような国民年金の制度をほかの年金制度と統一するなどした、広く公平な年金制度に向けた改革    e人口動態・家族のあり方等社会構造が変化している中での第3号被保険者(制度)の検証  (ホ)現制度をベースにした小手先の改正だけでは早期に限界が来ると思料される。そこで、ベーシックインカム導入の検討を求める。 ロ 企業の保険料負担のあり方   社会保険料等の企業の過度の負担は企業活動を害することから、十分な配慮を求める。(3)行政改革の徹底 昨年、岡山県連は税制改正等についての意見を広く求め、約2500件の意見が寄せられた。その中には「議員」に関するコメント(意見等)」が120件あり、その多くがスリム化・透明性・信頼性を求めるものであった。 財政健全化や社会保障制度改革などは、国民に一定程度の痛み(負担)を強いることになるものと思料する。-6-

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