岡山法人会連合会_会報No55

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－2－令和２年　会長　年頭ごあいさつ　明けまして、おめでとうございます。　皆様方には、お健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。　法人会の事業活動等につきましては、平素からご支援ご協力をいただき感謝いたしております。本年も変わらぬご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。　さて、昨年を振り返ってみますと、上半期は新元号「令和」に関して、下半期は消費増税・軽減税率制度、ラグビーワールドカップ等が話題となり、更に、台風15号や19号等による自然被害も多く発生した一年でありました。　また、日本経済は景気回復基調から下振れの感じとなり、先行きの不透明感も増すなか、働き方改革や消費増税、更には、災害へのリスク対応等々多くの課題に直面し、対応を迫られた企業も少なくありません。　法人会におきましても昨年は役員改選年であり、私も会長就任以降、多くの会員企業の方々と共に法人会活動に参加しました。女性部及び青年部の租税教育、国会議員への税制改正要望会議、更には、会員増強や厚生制度推進などに取り組む会員皆様に接し、改めて意を強くいたしました。　県下各法人会が公益法人に移行して本年で７年となります。公益法人には事業の継続性が求められますので、会員の皆様には、引き続き組織・財政基盤の強化を図るようお願いいたします。　ところで、本年はオリンピックイヤーとなります。インフラの整備やインバウンドなど大きな経済効果が見込まれていますが、一方、大会終了後の冷え込みも言われています。　政府は、昨年末に「令和初の経済対策」として総額26兆円規模の政策を取りまとめました。中小企業・小規模事業者を対象とした「デジタル化による生産性向上を図るための補助金」や「最低賃金引き上げに伴う支援事業」なども盛り込まれていますが、中小企業にとって厳しい経営環境であることには変わりありません。　これまで中小企業は地域経済と雇用の担い手として、その役割を果たしてきましたし、これからも担っていかなければなりません。　法人会は、このような中小企業の多くの経営者が加入している団体として、企業の発展と継続を支援し、また、地域社会に貢献するため、各種活動に取り組んでまいりますので、活動への参加と会への入会をお待ちしております。　最後に、皆様方にとりまして令和２年がより佳き年となりますよう心より祈念し、新年のご挨拶といたします。一般社団法人 岡山県法人会連合会会 長　松 田　久