1901_岡山県法人会連合会53
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-2-新年ごあいさつ 明けまして、おめでとうございます。 皆様方には、お健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。 法人会の事業活動等につきましては、平素からご支援ご協力をいただき感謝いたしております。本年も変わらぬご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。 さて、平成30年を振り返ってみますと、日本経済は景気回復基調のもと、企業収益も総じて堅調な状況で推移しましたが、西日本豪雨(7月)をはじめ、台風や地震などにより、全国各地や当県に大きな被害をもたらしました。 企業にとってコンプライアンスの順守とコーポレートガバナンスが重要なことは言うまでもありませんが、リスク管理経営の一環としてBCP(事業継続計画)の必要性を強く感じた年でもありました。 ご承知のように本年5月から新元号となります。元号は国民の理想としてふさわしいような、よい意味をもつものであること、また、漢字2文字で書きやすく、読みやすいことなど条件があるとのことですので、どのような元号となるのか楽しみにしております。 また、10月からは消費税が10%となり、軽減税率制度が導入される予定となっています。区分記載請求書等の発行や記帳のため、複数税率対応レジや受発注システムの改修等が必要となりますが、準備が未だの場合は9月末までに済ませていただくようお願いします。 ところで、政府では消費の冷え込み防止策として、ポイント還元、プレミアム商品券、住宅ローンの拡充などいろいろと検討がされているところですが、期限付きの政策でもあり、中小企業にとって厳しい経営環境であることには変わりありません。 これまで中小企業は地域経済と雇用の担い手として、その役割を果たしてきましたし、これからも担っていかなければなりません。 法人会は、このような中小企業の多くの経営者が加入している団体として、企業の発展と継続のために、引き続き、「税制改正に関する提言活動」、「各種経営セミナーや税務研修会の開催」、「児童や生徒等への租税教育活動」、「地域に密着した社会貢献活動」等に取組んでまいりますので、活動への参加と会への加入をお待ちしております。 最後に、皆様方にとりまして2019年がより佳き年となりますよう心より祈念し、新年のご挨拶といたします。一般社団法人 岡山県法人会連合会会 長 岡 﨑  彬

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