県法連会報44号
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-3- 法人会では、今年度から企業の税務コンプライアンスの向上を図る取り組みを積極的に推進することとしました。 これは、企業自らが内部統制面での問題点や経理面での弱点を把握し、経営者がその改善を図ることで企業の体質が強化され、結果的に税務リスクの軽減、企業の成長に役立てようとするものです。 今年の4月からの実施に合わせ、全法連・国税庁・日税連の三者で「自主点検チェックシート」、「自主点検ガイドブック」を作成しました。 企業は、毎月、四半期に一度、半期に一度など企業の実情に合わせ、チェックシート・ガイドブックを参考に、経理担当者が各点検項目にチェックすることで効率的に点検が行えます。また、経営者(代表者)は、担当者が点検した結果により、自社の経理上及び内部統制上の弱点や問題点を把握でき、その改善策を示すことで企業の体質が強化されます。 こうした取り組みを実施することにより、企業では税務調査時の指摘事項等の削減や適正申告が可能となり、将来的には調査頻度が少なくなるなどのメリットも出てくる可能性も期待されます。 この「自主点検チェックシート」、「自主点検ガイドブック」は、各法人会のホームページからダウンロードできますので、是非ご活用ください。企業の税務コンプライアンス向上のための取り組みについて

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