県法連_30周年記念誌
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一般社団法人岡山県法人会連合会会 長 松 田  久 本日ここに一般社団法人岡山県法人会連合会の社団化30周年記念式典をご来賓各位のご臨席のもと挙行できますことは誠に慶びに堪えません。 今日までにご指導、ご支援を賜りました関係方面並びに会員各位に対しまして深甚なる感謝の意を表する次第であります。 顧みますと、中小企業の団体として県内各地域に法人会が設立され、昭和41年7月に県内法人会の連合体である「岡山県法人会連合会」を設立し、平成4年12月に広島国税局長から社団法人としての認可を得て、本年で社団化30年、また、連合会としては設立55年の節目を迎えることとなります。 この間、青年部会は平成2年に、女性部会は平成14年に発足し、法人会の両輪として各種事業活動を推進する体制が確立いたしました。 さらに、大きな転換期となる平成20年12月の公益法人制度改革三法の施行においては、県連及び各単位会では幾度となく協議を重ね、県連は一般社団法人に、単位会は公益社団法人に移行することを決定し、平成25年4月には県内すべての法人会が移行認可を終えました。 新公益法人に移行して10年となりますが、今後とも税の啓発や地域社会への貢献など公益性をより高めるよう各種事業に取り組み、公益法人としての責務を果たしてまいる所存であります。 しかしながら、中小企業を取り巻く経済環境は、今般の新型コロナウイルス感染症の影響、さらには、ロシア・ウクライナ情勢の影響により極めて厳しい状況にあり、法人会におきましても会員数の減少傾向が止まず、組織財政基盤の強化に真摯に向き合っていく必要があります。 県連では、ウィズコロナの現状やアフターコロナ等を見据え、経済回復を第一とした中小企業の活性化に向けての税制改革や経済政策を政府に強く要望していくとともに、認知度をより高めるよう活動内容などを周知してまいります。 会員企業におかれましては、厳しい経営環境の中とは存じますが、法人会への入会勧奨や厚生制度(保険)への加入などの取り組みにご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 終わりに、ご列席くださいました皆様方のご健勝と会員企業の益々のご繁栄を祈念してあいさつといたします。ごあいさつ―1―

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