2024年女性セミナー実施報告書
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(公社)倉敷法人会女性部会活動報告事業活動の内容について 税に関する絵はがきコンクール(開催日:令和5年7月~11月) 倉敷税務署管内小学校53校へ作品の募集をいたしました。 応募小学校は43校で応募作品が2,551点あり、過去最高の応募枚数となりました。 9月21日の審査会では、倉敷税務署など来賓6名をお迎えし、84点の入賞作品を選びました。そのうち、金(1点)、銀(2点)、銅(3点)、倉敷税務署長賞(1点)、備中県民局長賞(1点)、倉敷法人会会長賞(1点)を選出しました。 金賞の作品は岡山県連で惜しくも次点でしたが岡山県女連協会長賞にも選出されました。 応募小学校43校のうち、応募率80%以上の33小学校には、優秀小学校賞として、サッカーボールもしくはドッジボールを贈呈しました。 また応募小学校の6年生の児童には、絵はがきコンクールの優秀作品の掲載や消費税などをわかりやすく説明した下敷を作成して配付しました。 そして、優秀作品を「税を考える週間」に展示し多くの方に見て頂くことができました。 倉敷地区 倉敷市立美術館  11月10日(金)~23日(木) 総社地区 天満屋リブ総社店 11月3日(金)~26日(日)倉敷税務署長講話(開催日:令和5年10月23日) 倉敷税務署署長・橋本彩子様より「国税庁の取組について」と題して、3つの取組をわかりやすい資料でご講話いただきました。 1つ目の「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション」は、納税者の利便性・正確性の向上と、課税・徴収事務の効率化を目的とした取組です。e-Taxの利用や、キャッシュレス納付の推進、将来的にはAIを利用した確定申告の自動計算機能など、社会全体で現金管理について事務コストを縮減する様々な施策は、大変興味深いお話でした。 2つ目は「税務調査の状況」です。実際に行われた税務調査の件数や、申告に誤りがあった割合、更にはあってはならない不正申告や無申告法人の状況など、リアルなお話を聞くことができました。申告納税制度の根源を揺るがす不正行為は、必ず暴かれ、結果的に割に合わないものだと指導しているとのことでした。 3つ目の「税の使途について」では、戦時中に財源確保のため大幅な増税が行なわれ、その85%を軍事費で使われたことを知ることができました。貴重なご講話をありがとうございました。女性部会視察研修(開催日:令和5年11月22日) トリノミュージアムと酒蔵菊池酒造見学、姫路城へ19名で参加いたしました。 トリノミュージアムは、豪華で希少なヴィンテージカーを、一堂に展示した自動車博物館です。 ビートルズのリンゴスターの愛車だった、シボレーベルエアには、車全体に炎が描いてありました。世界的にみても希少価値の高い車約50台を見ることができました。 創業当時からの木造酒蔵が7つ現存している菊池酒造では、女性杜氏によるお酒造りのお話を聞いたあと酒蔵での昼食をいただきました。牛鍋に乗ってある大きな綿菓子に火を付けると一瞬で消えるエンターテイメントもあり、とても美味しかったです。 昼食後は世界文化遺産国宝の姫路城を見学。瓦、門、狭間、窓、堀、などを見ながら白鷺のような白亜の要塞に魅了されました。会員交流もでき、充実した一日を過ごすことができました。今後の取り組み  税に関する絵はがきコンクールは女性部会員のご尽力のおかげで、過去最高の応募枚数となりました。引き続き学校へお願いする際に、一言添えていきたいと思います。 女性部会員も廃業等などの影響を受け会員が減少しています。会員増強に向けた取り組みを行いたいと思います。-7-

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